病人と脳汁を交わそう

脳の病気が見つかった人が書いてます。

わたしも受診状況等証明書を書いてもらえなかった。


今回は「受診状況等証明書」という、健康な方にはあまり馴染みのない話になります。
しかし、病気で生活に支障が出た場合、高確率で必要になる重要な書類なので、頭の片隅に入れといてもらえれば幸いです。
ここで書いているのは、あくまでもわたしの体験談と代替案なので、詳しくはお近くの年金窓口にお尋ねください。

断られるまでの時系列

結論から言うと、タイトルの通り受診状況等証明書は書いてもらえなかったです。
長くなるのですが、受診状況等証明書の記載を断られるまでの時系列を簡単にまとめてみました。

 

  1. 初診のクリニックに受診状況等証明書のことを伝えたら、初診日が分からないという理由で記載を断られる。
  2. 年金事務所に1を報告すると、初診日はおおよその時期でも構わないので、もう一度聞いて欲しいとお願いされる。
  3. 初診のクリニックに2を伝えると、それでもカルテがない場合は記載する義務がないと断られる。
  4. 年金事務所に3を報告すると、受付のコンピュータのコピーをクリニックからもらうようアドバイスを受ける。
  5. 初診のクリニックに4を伝えると、それはできないと言われる。

 

自分で書いといてなんですが、かなりややこしい……
要は何言っても初診のクリニックに全て断られたって感じです。

 

体調が益々悪くなる

システム上しょうがないことなのですが、1~5に至るまで数週間掛かっています。
電話のやり取りが5回以上、対面でのやり取りが2回以上……


ちなみに、社労士の無料相談も利用しましたが、受診状況等証明書の記載をクリニックにお願いするのは業務外だそうです。
これだけの労力を割いても結果が報われなければ、そりゃ体調も悪化します。

でもまだできることがあるので、ここで諦めてはいけません。

健康保険組合に開示請求する

受診状況等証明書の記載を拒否されたら、健康保険組合に診療報酬明細書を開示請求してみましょう。
調べてみると保存期間は数年と書いてあるところが多いですが、組合によっては残っている可能性があります。


わたしは初診から約10年経っていますが、加入していた健康保険組合に記録が残っていました。
最初はダメもとで問い合わせたので、びっくり……


開示請求と聞くと噛みついてくる人っていうイメージがあるかもしれませんが、ただ自分の情報を開示してくださいって頼むだけのことです。
組合の方も淡々と手順を教えてくれるので、気負うことなく開示請求してみてください。


開示請求の結果は分かり次第、またブログで報告します。

 

PS.

あまり見られないブログでも、年金系の話はするかどうかは迷いました。
でもそんなことでわたしを見る目が変わってしまうのなら、離れてもらった方がラクだなって今は思います。
こんなわたしでも受け入れてくださる方、今後ともよろしくお願いします。